Inspirations – Random Food & Nature Scenes

金曜の夜から昼・夜、昼・夜と、毎食カレーをいただきました。
納豆を足してみたり、チーズを足してみたり、ごはんの代わりにナンもどき、もとい、自家製の平たいパンを作ってみたり……。
今夜は、二分づき米にしてルーは控えめ。山芋の素焼きを足して、お味噌汁と共にいただきました。ニンニクを入れているからか、ミックスビーンズのおかげか、はたまた山芋が功を奏したのか。満腹感はじゅうぶん。山芋は母が皮を丁寧に洗って皮付きのままいい具合に焼いてくれました。天然塩を付けていただくと食感がさらに引き立ちます。
ゆっくりした週末に感謝。
最近我が家で作るカレー。私の好みと母の好みと、教えてもらったレシピも参考にしながら毎回ひとつ工夫してみる。
今回のカレーは、火加減がうまくいきました。ニンニクと生姜を揚げることができたのもあり、香り豊かな仕上がりとなりました。
動物性タンパク質と植物性タンパク質を一緒に摂るとタンパク質の吸収が良くなると聞いたので、ミックスビーンズを投入。ビタミンや植物繊維、鉄分も豆で補えるかなぁと。カレー粉を入れてからの仕上げは、
6皿分くらいの量に対して
マスコバド糖大さじ1
ケチャップ大さじ2
グルテンフリーのお醤油を細くひと回し(大さじ1くらい)
5〜10分煮込んであとは夕方まで置いておくその待ち時間が好きです。じわじわと美味しくなってゆくのを想像するだけでワクワクしてしまいます。
一食目からとろみがほしいというときは、片栗粉を水で溶かし入れます。
写真のごはんは小豆入りの玄米ご飯です。
よく噛んでゆっくり味わいたい一品。
寒くなってきたので、温かいスープ、動物性のたんぱく質を意識して摂るようにしています。以前は揚げ物が苦手でしたが、油の種類を変えてから食べられるようになりました。今は、米油・オーリーブ油・ごま油が中心です。
この日のイワシ丼はフライの下に野菜とタレを仕込むというしかけでした。外はカリッと中はふんわりで美味しかったです。
そして別の日に作った山芋グラタン。はじめて作ってみたけどこれはクセになりそうです。味はだしつゆで整えて、トースターで10分強。
幼少期に山芋の粘りが肌に触れるとじんましんが出ていたので、これまで触ったことがなかったのですが、この日はじめて調理してみたら大丈夫でした。体質が変わったのでしょうか。最近の山芋は昔みたいにすぐに酸化したりしないみたいで、痒くもならず、美味しくいただきました。
辛口の日本酒、ビールが合いそうです。
温かい食事で冬を乗り切りましょうね。
我が家ではわりと定期的にイワシ丼を食(しょく)す。まぁ私は作ったことはなく、いつも母が作ってくれるのだけれど。イワシを煮つけて、それとは別にだし汁で千切りした人参や玉ねぎ・椎茸(しいたけ)煮つけてご飯とイワシの間に添える。昔は必ずといっていいほど椎茸だったけれど、最近はまいたけやエノキ・ぶなしめじといったきのこ類も使うようになった。
話は飛ぶが、食用のきのこ類はひらがなで書くとなんだか落ち着く。何か決まりごとはあるのだろうか。
話は戻る。
そう、イワシ丼。
正直なところ最初はあまり好きではなかった。毎回味は違うし、青魚特有の臭みが取れていない時はもうなんか悲しくなってくるような食べ物だ。好きになってきたのはここ数年のことで、母の腕が上がったのか、私の味覚が多少大人になったのか、美味しく食べられるようになってきた。
タレも醤油ベースの日もあれば、塩ベースの時もあり、薬味の種類や野菜出汁の具合によっても風味にバリエーションが出てくる。最近の一番は、橙(だいだい)を絞って食した丼だ。少し臭みが残っていたので、どうしようかと相談して、いただき物のだいだいを思い出した。一切れを絞りいただいたところ、相性抜群。だいだいの爽やかで柔らかい酸味とイワシがまろやかに調和した。