我が家のどんぶり

我が家ではわりと定期的にイワシ丼を食(しょく)す。まぁ私は作ったことはなく、いつも母が作ってくれるのだけれど。イワシを煮つけて、それとは別にだし汁で千切りした人参や玉ねぎ・椎茸(しいたけ)煮つけてご飯とイワシの間に添える。昔は必ずといっていいほど椎茸だったけれど、最近はまいたけやエノキ・ぶなしめじといったきのこ類も使うようになった。

話は飛ぶが、食用のきのこ類はひらがなで書くとなんだか落ち着く。何か決まりごとはあるのだろうか。

話は戻る。

そう、イワシ丼。

正直なところ最初はあまり好きではなかった。毎回味は違うし、青魚特有の臭みが取れていない時はもうなんか悲しくなってくるような食べ物だ。好きになってきたのはここ数年のことで、母の腕が上がったのか、私の味覚が多少大人になったのか、美味しく食べられるようになってきた。

タレも醤油ベースの日もあれば、塩ベースの時もあり、薬味の種類や野菜出汁の具合によっても風味にバリエーションが出てくる。最近の一番は、橙(だいだい)を絞って食した丼だ。少し臭みが残っていたので、どうしようかと相談して、いただき物のだいだいを思い出した。一切れを絞りいただいたところ、相性抜群。だいだいの爽やかで柔らかい酸味とイワシがまろやかに調和した。

Overhead shot of a Japanese food, Iwashi-don. ©2021 Yuko Yamada.

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